攻撃vs攻撃〜第6節横浜FMvs川崎フロンターレ〜
いつもの神奈川ダービーとは今年は違った
日産スタジアムで今季初行われた神奈川ダービーは両チームの攻撃力を見せ合う試合になった。
前半は川崎フロンターレが主導権を握り決定機を何度も迎えるもポストに嫌われゴールを奪えない。マリノスもハイラインとハイプレスを貫いて昨季王者に挑んでいく。だがしかし、今年のマリノスは高いラインを保つ姿はあったのだが川崎フロンターレの圧倒的なパスワークでラインがずるずると下がってしまう。これが王者の強さといったところか。中盤の守備や右サイドの守備がうまくいかず、車屋を何度もフリーにさせてしまう。
後半になるとマリノスは前半で上手くいっていなかった中盤の構成を変え扇原をアンカーに置き、大津と天野がインサイドハーフになる形で守備も改善された。しかし、川崎フロンターレにサイドに振られ最後は家長の押し込んだボールがポストに当たったボールが飯倉に当たりマリノスは不運な形で失点してしまう。
対するマリノスもユンイルロクのCKから中澤佑二のボンバーヘッドが相手に当たりコースが変わりラッキーな形で同点に追いつく
そして、後半32分日産スタジアムが本拠地だったチームから隣町へ電撃移籍をした齋藤学がピッチに立つ。マリノスサポーターからはブーイングが浴びせられボールを持つたびに浴びせられた。
(去年は中村俊輔がジュビロ磐田に移籍し初めて日産スタジアムに出場したのも4月8日だった)
齋藤学が出てきた川崎フロンターレは再びマリノスを襲いかかるしかし、マリノスの守備陣がゴールを守る。ウーゴヴィエイラの惜しいシュートもポストに嫌われタイムアップ
神奈川ダービーは引き分けに終わった。
マリノスは今のプレースタイルを貫くことが大事なのでこの引き分けは悲観することじゃない。しかし、課題も出てきている。
今年のリーグは混戦しているのも運がついている。しっかりと準備をし課題を修正できればマリノスがシャーレを掲げる日も遠くはないだろう。